振り返りとかゴミ

日々の出来事や鬱憤を、全然全裸で好き放題綴っていくんだなぁ 振り返りとかゴミ

「厄災(カラミティ)」と呼ばれしギフテッド、I君の話をしたい:(1)

諸君、私だ。

ゴミだ。

 

 

今夜は...少し昔話が…したい気分だ...

 

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私がお世話になった会社で働いていた時、私の同じ年の男性が入社してきた。

その子はI君という漢で、社員数も少ないこともあり、大きな期待がかけられていた。

 

 

そのI君の地元に私自身なじみがあり、また、彼と出身大学が同じで、かつ大学に何人か共通の連れもいたこともあり、私は非常に彼と仲良くしたい気持ちで一杯だった。

彼とは現在疎遠になってしまったが、それでも私は彼のことが今でも愛おしいほど、思い入れがある。

 

 

そんな彼は、会社でもメキメキと頭角を現し始め、今や遠い存在となってしまった。

今回は、そんな彼のエピソードを話していきたい。

 

 

正直、私には信じられない。

彼という生態系を埋もれさせていたこの現実を。

彼はまさに神が悪戯で生み出した※ギフテッドと言ってもいい。

空前絶後のI君を、みんなにも知ってほしい。

 

※ギフテッド(英:Gifted)とは、

先天的に、平均よりも顕著に高度な知的能力(例:非常に高いIQ等)を持っている人・その能力を指す。

尚、タレンテッド(英:Talented)という言葉と混同されがちだが、ギフテッドが、全般的、学術的な才能を指すのに対して、タレンテッドは芸術的な才能を持つ人物を意味する。

ちなみに、たまに「俺ってギフテッドやからなぁ~」と本気でぬかす輩がいるが、ギフテッドに自己申告はあり得ない。ギフテッドというのは程度の問題ではなく、「そうであるかないか」であるためだ。自己申告タイプは、100%凡人オブ凡人、凡人・オブ・ザ・イヤー受賞者である。

ギフテッドの例でいえば、金色のガッシュ!!の主人公「高嶺清麿」(IQ195)、機動戦士ガンダムジオン公国総帥「ギレン・ザビ」(IQ240)、ポケットモンスターの「フーディン」(IQ5000)、ギャグマンガ日和の「前野」等が挙げられる。(IQ5億) 

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ちなみに、彼の、あまりにも火力の強すぎる話をすると、諸君らは捌き切れないだろう。

今回の話はウォーミングアップがてらの話をしよう、安心してくれていい(^^)

諸君らでも処理できると思う。

 

 

それでは、そんなI君のステータスからいこう。

 

 

◯I君ステータス

・顔面:スーパーマリオシリーズ皆勤賞の「クリボー」に似ている

・資金力:皆無、底辺

・住み:渋谷区三軒茶屋

・物件:家賃4.8万風呂なし、便器割れ、換気扇なし、空調無し

・家族構成:I君は妾の子の可能性が有る

・趣味:クラブ通い、飲み、ポテチ

・二つ名:厄災しかもたらさない男(カラミティ)

・特筆事項:人の言うことを聞かない、鳥類に比肩する記憶力

 

 

I君については把握して頂けただろうか?

それでは、本題に入っていきたい。

 

 

今回は、上記ステータスの特筆事項についてまつわるエピソードだ。

この話には、諸君らを脅かす恐ろしさがある。心して聞いてくれ。

 

 

さて、時は彼が入社して2週間が経過しそうになった頃であった。

当時の彼は、既に公私共に頭角を現していた。

 

 

例えば、彼の能力や寛容さについてはこんな逸話があった。

上記ステータスに、彼の家には換気扇が無いと書いた。

「換気扇が無い」とは、文字通り換気扇があって、あの回るスクリューのようなものが無いということだ。

 

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それはつまり、換気扇の枠1辺50cm前後の正方形の「無の空間」が存在することを意味する。

家に侵入できる空間を、放置し続けるその寛容さ...意味が分からない。

 

 

常人ならば、管理人に換気扇を修理してもらうだろう。

事実、季節は冬であり、非常に寒いのだ。

しかし、彼は防がない。

 

 

真正面から、真っ向勝負。

ユニクロのダウンジャケットを羽織り、ガチガチに震えて、眠る。

寒すぎて、会社の事務所で、眠る。

もはや、その寛容さに脱帽する。

 

 

また、その空間を放置した結果、その換気扇の無の空間と窓をつなぐ直線の一筋を、鳩が翔け抜けてショートカットしていったとまで噂されている。

 

 

何てことだ...そんな発想があったとは。

一歩間違えれば、窓に激突し、バードストライクを引き起こすにも関わらず、ハトのショートカットを実現させた。

 

 

その針孔を通すが如くの緻密な計算、そしてその計算に基づかれた大胆な行動力。

そして、「少しでも鳩にとっての最短距離を行って欲しい」という慈愛。

この全てが、彼がただモノではないという証明となっている。

 

 

この鳩とI君の状況を例えるならば、針穴を通すが如く緻密な計算をしつつ、「攻撃の呼吸」を読み続けるメルエムと、正確無比の最善種を打ち続けたアイザック=ネテロの、根気の勝負である。

 

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済まない、話がずれてしまった。

まあ、上記のような伝説がすでに彼にはいくつか存在したため、すでに一躍時の人として、注目を浴びていた。

 

 

そんな彼には、特筆事項のもう一つに書いたが、記憶力がゴミという特性を持っている。

こればっかりは仕方がない。

 

 

なぜそれほどまでに覚えが悪いのか?と聞いたところ、「おれなぁ~、教育って受けたことがないねんなぁ~」と、スラム出身の子のような返事をしていたが、やはりこればっかりは仕方がないのである。

 

 

私だって、大の数学嫌いだ。

大学の経済数学のテストで、何度もワンナイでギリギリ逃げ切ってきたが、真っ向勝負を挑む気すら起きない。

 

 

それぐらいできないことは、確かに存在する。

なぜできない?

何故苦手なのか?

そこに理由など存在しない。

とまあぁ、こればっかりは仕方がないのだ。

 

ワンナイとは、

ワンナイト(一夜漬け・徹夜)では無い、腕内(ワンナイ)である。

つまり、前腕を折り曲げた際に、前腕部と上腕二頭筋(力こぶの辺り)の接触部の僅かな空間が生じるが、その空間に小さな紙等を挟みこみ、試験官に対して死角を創り出すことで、カンニングを実現させるという「アルティメットパワープレー」である。

何も打つ手がなくなった時のみ使用されるため、カンニング界のリーサルウェポン(最終兵器)と言われている。

尚、挟みこむ際に非常に汗ばみ、紙がおしゃかになる可能性が高い。

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そんな彼は、その欠点をカバーするために、「自分の手に記憶すべきことを書く」ということをしていた。

彼は、社長や上司から言われたことをとにかく書き綴った。

 

 

自分の手にひたすら書く。

手がなくなれば、上腕に。

上腕に書く隙間がなくなれば、上腕三頭筋(二の腕)・上腕二頭筋(力こぶの辺り)へと進撃を続けていた。

 

 

両腕が真っ黒になる彼を見て、笑いそうになる私と、その姿を見て真顔の社長。

この空間がどれだけキツイかお分かりだろうか?

 

 

そして、書けば書く程、書いたことを実行しない・記憶しないI君。

そして、書いたモノは翌日に消えているため、再び社長は同じことを繰り返し発言する。

 

 

そう...これは....社長が彼の全身を真っ黒に染めるのが先か、彼が先に忘れるのが先かという最速決定戦。

 

 

両雄は一切攻撃の手を緩めなった。

そして、この勝負を征したのは、I君だった。

 

 

勝負を制したI君に対して、社長は妥協の一手を打つしかなかった。

この一手が、大事件を引き起こすこととなるのだが、以下のその当時のやり取りを見て頂きたい。

 

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社長:

あのさぁ、もう覚えらんないのなら、そのやり方やめた方がいいよ。

たぶん、無駄なことしかしてないだけだから。

 

 

I君:

いや、社長、これが一番覚えられるんです。

手に書いたらすぐに見れるんです。

 

 

社長:

君、次の日には昨日言った事全て忘れてるじゃん。

掌どころか、胴体にまで書くことになるよ。

しかも、一番覚えられてないのに、一番とか言わない方がいい。

よしわかった、これは業務命令。

「手に書いても覚えられないから、手に書くのを辞める。」

それでオッケー??

 

 

I君:

.........わかりました。

社長がそういうなら従います。

......................................................

..................(何故か立ったまま佇んでいる。)

..............(油性ペンをスッと取り出す。)

........ッカチッ(油性ぺンのキャップを外しだす。)

 

 

管理人鷹:

...(..おい.......まさか....こいつ....)

...(あっかん.....こいつ....もう…)

 

 

I君:

.......キュッ!キュッキュー!(手の平に、「もう、手には書かない!」と書き込みだす。)

.......(^^)ヨシッ!

 

 

管理人鷹:

wwwwww(*´ω`*)ゴミィ

 

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いかがだろう?これがI君の偉業だ。

 

 

ただでさえ高火力を誇る彼だが、今回は次元が違う。

その有様は麒麟児、いや、「奇形児」だ。

 

 

まさに、奇形児界の最高戦力と言ってもいい。

書いている姿を見ていた私に残ったのは、虚空の心。

 

 

手の平に書いた、「もう、手には書かない!」という制約。

書いた時点で矛盾しているにも関わらず、自身に制約と誓約を掲げるI君。

もう、制約を破ると同時に、誓いを掲げるという離れ業を見せるI君。

いったいどれほどの代償を払えば、これだけの業(ごう)を背負える?

 

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特に、この「もう」という言葉が非常に逞しい。

「もう」書かないどころか、「もう」書いてる。

「もう」の時点で、「既に」、書いてる。

手の平に書き綴ってしまった、「もう、手には書いてる!」。

こうして、書けば書くほど、こいつの破壊力を増していく。

 

 

 流石は「災厄₍カラミティ₎」の二つ名を与えられし漢...

ただでは死なない。

 

 

そして、謎の「よしっ!」という咆哮。

「よしっ!」ちゃうねんw

「やり切った!」みたいな顔すなw

 

 

本当に、何に対して、従ったのだろうか?

全く、反旗しか翻していないではないか。

いや、もはや反旗ではなく、謀反だ。

 

 

ただでさえ、2週間で社長に言われたことの99%を忘却するその偉業。

エビングハウスも、「もう、ワイには捌き切れへんで(^^)」と忘却線の提唱を辞めるに違いない。

 

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さて、彼のエピソードはひとまず以上だ。

今回は、ウォーミングアップだったが、次からはワークアウトのエピソードを披露しよう。

 

 

 

管理人   鷹